鈴木総領事によるウダヤナ大学での講演 2010年8月24日

国立ウダヤナ大学で鈴木総領事が「日本とインドネシアの外交関係」をテーマに講演を行いました。この講演は社会政治学部の新入生及び2年生(約200名)を対象にしたオリエンテーションのプログラムの一つ(国際関係)として実施されたもので、インドネシアの重要性、バリ民主主義フォーラム、日本とインドネシアの現状及び最近の日本語学習者の増加等を説明するとともに、太平洋戦争前からバリで地元住民から「バパ・バリ(バリの父)」と称されるほど慕われていた日本人三浦襄氏について紹介をしました。
その後、日本インドネシア国交樹立50年を記念して作成されたDVD「赤い糸」を上映しました。
熱心な質疑応答があり、学生の中には、戦前戦中にバリに在住していた日本人が地元住民に慕われていたことに感銘を受けた者もおり、日イ関係が政府間の協力関係だけでなく、民間レベルの交流に根ざしていることを紹介する有意義な機会となりました。

鈴木総領事によるウダヤナ大学での講演の写真 鈴木総領事によるウダヤナ大学での講演の写真